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第2回箸川柳大賞発表

2006年3月31日に締め切らせていただいた「第2回箸川柳」に、2,713句のご応募をいただきました。
素晴らしい箸川柳はもちろん、多くの皆様からのお箸に対する思いもたくさんいただくことができました。
この場をお借りして、ご応募いただいた皆様に厚くお礼申し上げます。

兵左衛門社内での厳選なる選考の結果、大賞ほか、各賞が決定いたしました。


 

 

千葉県ペンネーム散歩さん

第2回箸川柳大賞 旬の食 四季の巡りに 箸を替え

評価/桜の時期には花を酒の肴に、木々が紅く色づけば 新鮮な
秋刀魚を七輪でのんびりと、 そして日ごとの膳には、素朴だが
味わいのある気に入りの箸を添えて・・・。
そんな、毎日の食事に感謝し愉しんでいる様子が目に浮かぶ。
旬のものを大事に、お箸でありがたくいただくという当たり前のこと
が忘れ去られている今、箸使いや食に対する日本人の美意識を
この句によって見直してもらいたい。

ペンネーム散歩 様、おめでとうございます!

大賞賞品は、
箸職人が作るオリジナル(大賞川柳入)の
携帯箸「八四郎(はしろう)」セット
(15,000円相当)

 


評価/いくら言葉や外見を着飾っても隠せない箸使い。
たかが箸、されど育ちまでをも否定しかねない箸使いに対する
日本人のこだわりがある。
気取った婦人が、豪華な料理も雰囲気も台無しにしているその
握り箸を自覚しているか否か・・・。婦人を見る周囲の白い目の
ヒソヒソ話が、滑稽に表現されている。

優秀賞賞品/
箸職人が作るオリジナル(優秀賞川柳入)の

けずり箸セット(5,000円相当)

 

特別審査員
  評価/何事ももっと自分にとって都合のいいものがあるかもしれないと望んでいる
今の女の子の特徴を良く表現している。
近藤珠實(こんどうたまみ)氏
『清紫会』新・作法学院学院長。
作法をより現代社会にマッチしたものとするため、新作法「清紫会」を結成。
新・作法学院で生徒指導の傍ら、テレビ、講演、執筆、社員教育などで活躍中。
近藤珠實賞賞品/けずり箸+近藤先生のサイン入著書を差し上げます。

 

特別審査員

 

  評価/声も態度も自分より大きい妻。ふと見た箸立てに立てられた夫婦箸の
妻のほうが小さいことに苦笑いしている複雑な心境がうかがえる。
  三田村有純(みたむらありすみ)氏
東京藝術大学美術学部教授。
日展評議員・日本現代工芸美術家協会評議員。日本漆文化研究所副理事長。
三田村有純賞賞品/けずり箸+三田村氏サイン入ミニ色紙を差し上げます。

 

特別審査員

 

  評価/日本には、古くから作法の中に文化としての〈箸〉がある。
たかが二本の棒に過ぎない箸が、 毎日の食事で世話になり、
ひいては、人柄や育ちまで映し出す鏡ともなる。
食べ物を大切にする日本古来のよい思想は、箸を通じて脈々と生きている。
この句には、そんな大きさが感じられる。
尾藤一泉(びとういっせん)氏
川柳家。川柳学会専務理事。
女子美術大学非常勤講師。Web川柳博物館管理者。著書に句集『門前の道』、
『親ひとり子ひとり』、共著に『現代川柳ハンドブック』『絵画の教科書』他。
尾藤一泉賞賞品/けずり箸+尾藤一泉氏の著書を差し上げます。

 

※順不同

入選賞品/兵左衛門の人気のお箸を差し上げます。

 

※順不同

 

総評
今回集まった箸川柳の応募2,713句は、箸という題材を通じて多くの人生模様を描いていた。
題材としては、箸のマナー、作法関連が700句あり一番多かったが、そのうちの120句が迷い箸だった。
次に夫婦箸の220句、その他エコロジー33句、お食い初め30句などが目立ったが、
箸という題材が日常生活に密接しているため、人生の滲み出た好作品が多く、ハイレベルであった。
特別審査員/尾藤一泉

第2回箸川柳にご応募くださった皆様、まことにありがとうございました。
今後とも兵左衛門をよろしくお願い申しあげます。

 

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