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2006年9月30日に締め切らせていただいた「第3回箸川柳」に、2,544句のご応募をいただきました。

前回を上回る素晴らしい箸川柳と、多くの皆様からのお箸に対する思いもたくさんいただくことができました。
この場をお借りして、ご応募いただいた皆様に厚くお礼申し上げます。

兵左衛門社内での厳選なる選考の結果、大賞ほか、各賞が決定いたしました。


 


評価/どこの家庭にも、余計な言葉を口にしなくても、
どっしりと構えた絶対の存在である父親がいた時代は、
どこへいってしまったのか。
かろうじて箸だけは大きく存在を主張しているものの、
「・・・だけの父」と言われてしまうあたり、
食卓でも肩身の狭い思いをしているのでしょう。
現代の父親の姿を、寂しいがよく表している作品です。

長崎県 青木 様、おめでとうございます!

大賞賞品は、
箸職人が作るオリジナル(大賞川柳入)の
携帯箸「八四郎(はしろう)」セット

 


評価/今年日本中を沸かせた甲子園のハンカチ王子。
環境にやさしく、そしてオシャレに箸を携帯し、
注目を浴びている様子が想像できる作品です。
まだまだ箸を持ち歩き外で使うのは恥ずかしいという
ご意見をよくいただきますが、
日本中に箸プリンス・プリンセスが
増えることを願っています。

優秀賞賞品/
箸職人が作るオリジナル(優秀賞川柳入)の

けずり箸セット

 

特別審査員
  評価/メタボリック症候群が話題になっている今、いかにも作者くらいの年齢の
男性が悩み叫んでいる様子が見えておかしい!
近藤珠實(こんどうたまみ)氏
『清紫会』新・作法学院学院長。
作法をより現代社会にマッチしたものとするため、新作法「清紫会」を結成。
新・作法学院で生徒指導の傍ら、テレビ、講演、執筆、社員教育などで活躍中。
近藤珠實賞賞品/けずり箸+近藤先生のサイン入著書を差し上げます。

 

特別審査員

 

  評価/政権構想「美しい国、日本。」は、安部総理のキャッチフレーズだが、子供たちの
世代が自信と誇りを持てる国を国民と一緒に作りあげていく「決意」を示したものだった。
その第一として文化、伝統、歴史を大切にする国とすることが揚げられたが、
その根本にあるのは、家庭の日常で生活に密着した、日本の食育の原点である箸使い。
「美しい」という形容詞を並べて用いただけの表現だが、そこには、若き新首相の
日本という国への理想と作者のその原点を提示した鋭い目が響きあい、
句に大きさと深みを与えている。
尾藤一泉(びとういっせん)氏
川柳家。川柳学会専務理事。
女子美術大学非常勤講師。Web川柳博物館管理者。著書に句集『門前の道』、
『親ひとり子ひとり』、共著に『現代川柳ハンドブック』『絵画の教科書』他。
尾藤一泉賞賞品/けずり箸+尾藤一泉氏の著書を差し上げます。

 

特別審査員

  評価/たくさんのご馳走を前にして躊躇している姿が浮かびます。
迷いながらも美味しい物を食べてしまいあとで反省するのです。
私個人が共感を覚えた句です。
  三田村有純(みたむらありすみ)氏
東京藝術大学美術学部教授。
日展評議員・日本現代工芸美術家協会評議員。日本漆文化研究所副理事長。
三田村有純賞賞品/けずり箸+三田村氏サイン入ミニ色紙を差し上げます。

 

 

  評価/人生の先達や若い方々に会いますが、お箸の使い方を通して
その方の人生を教えられることがあります。
兵左衛門社長特別賞賞品/けずり箸を差し上げます。

 

※順不同

入選賞品/兵左衛門の人気のお箸を差し上げます。

 

※順不同

 

総評
今回の応募2,544句は、前回の応募句と比べて、技術水準が上がっていました。
同じテーマで二度、三度と重ねて応募される方が増え、作句に慣れてきたのかもしれません。
携帯箸に関する認識も広がり、これをテーマとした作品に良いものが多く見られました。
箸という日常の身近なテーマを見詰めただけでも、ニンゲンの幅広い人生観や人情、
思いが表現される川柳の面白さを、選者として十分に楽しませていただきました。

特別審査員/川柳家 

尾藤一泉


第3回箸川柳にご応募くださった皆様、まことにありがとうございました。
今後とも兵左衛門をよろしくお願い申しあげます。

 

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