講評/天皇陛下の生前退位ということが決まり、平成も残すところ僅かになった。とはいえ、西暦よりも古い天皇制とそれに連なる元号は、どんなに時代が移っても日本の時間軸の文化として連綿と続く。また、神代からの箸文化もまた、元号がたとえ変わったとしても日本人の生活から無くなることはない。時事性の大きな節目と箸という存在を捉えた大きな作品であると思う。
特別審査員
近藤珠實 賞
- 世界の目 五輪パラリン 箸文化 東京都「ペンネーム/野村」さん(74歳)
- 評価/言いやすい上に簡潔に意味を伝えている。日本が誇る「箸」のすばらしさを世界の人に知ってもらいたいから・・・。